2026年 02月 20日
草地の光を取り戻す(武蔵野台地上層部の植生管理)
フクジュソウが咲き、春の光を感じる季節となりました。
この時期は、地面に光が届くことで草花の芽生えが始まる大切な時期でもあります。
芽生えを後押しするため、インターン生とともに、自然園の武蔵野台地上層部にある草地でアズマネザサ刈りを行いました。
この場所にはアズマネザサやヘクソカズラ、エノキ、ヤマグワなどが見られます。
いずれも在来種ですが、ネザサが優占すると地表が覆われ、光が届きにくくなり、草本層の多様性は低下していきます。

在来種であっても、優占すると単調な植生になり、芽生えの機会は限られてしまいます。
草地は放置すれば林へと遷移していきます。
そこで今回は全面的な除去ではなく、部分的に刈り取りを行い、光が地面まで届く環境を整えました。

刈り取り後の地面には、小さな芽生えも見られました。
春にどんな草花が生えてくるのか、今から楽しみですね。
アズマネザサ刈りの最後には、見出しにもある写真「チョウの庭を目指して 武蔵野台地草地活動」という看板を設置しました。
明るい草地に花が増え、チョウをはじめとした生きものが集う環境を育てていく取り組みです。
左側の看板デザインは、インターン生が手がけました。草地を整えるだけでなく、その意味をどう伝えるかも、共に考えています。
今後の動植物の変化も記録しながら、この草地の経過を見守っていけたらと思います。
(MK)

