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ヤゴとカマキリのようなハエ


皆さまこんにちは。
北区立自然ふれあい情報館スタッフの木伏です。

左上の親知らずに続いて左下の親知らずを抜いたのですが、3日くらい鈍痛が続いて文字通り痛い目にあっていました...。

おさまったと思ったら、違う歯がなぜか痛み出した話はさておき。
清水坂公園の水遊びができた岩場の上をウスバキトンボが多数飛ぶ様子が観察できたので、ヤゴをさがしに水たまりへ行きました。




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こんな感じの水たまりで、よく見つけることができます。
じっと水底を見ていると、7mmくらいのウスバキトンボのヤゴを発見。




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せっかくなので、皆さまも探してみましょう!
ヤゴが1匹と、カゲロウの仲間の幼虫が2匹隠れています。見事に背景に擬態していますね。
目当ての生きものを発見・撮影することができたので館内へ戻ろうとした際に、面白いハエがいたのでついでに撮影しました。




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" ミナミカマバエ " という、ハエの仲間です。
ハエの足に注目してほしいのですが、何かの生きものにそっくりな形をしていると思いませんか...?
もう少し拡大してみると......




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そうです、カマキリのカマにそっくりな形をしていますよね!
生態も面白く、ちゃんとカマでほかの小さな生きものを捕まえて、口を突き刺して体液を吸うそうです。めっちゃ見てみたいですね...!!
こういった異なる種類の生きものが、似たような生態で長い期間をかけて生活・進化していき、体の形態や機能が似た形に進化していくのを【収斂(しゅうれん)進化】と言います。
こんな夢のある生きものなのですが、難点があり......




ヤゴとカマキリのようなハエ_f0361087_16152009.jpg


めちゃくちゃ小さいということです...。
体長が3~5mm程度しかないうえに、水際にすんでいるので観察がかなり大変です。私もついつい目線を下げて観察しようとして、膝を水の中にぶち込むところでした。

ウスバキトンボのヤゴも、ミナミカマバエも10月中旬ごろまでは観察できると思いますので、気になる方はぜひ清水坂公園・自然ふれあい情報館へ遊びに来てください!


(木伏)

by jyohokan | 2025-09-21 16:21 | 自然情報 | Comments(0)