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【インターン生執筆】昆虫調査と得られたもの

みなさんこんにちは。
帝京科学大学 東京西キャンパス(山梨県上野原市)より、インターンシップで5日間お世話になっている橋本です。

今回はインターン中に見られた昆虫についてお話します。
2日目は1時間ほどですが、自然園に生息している昆虫の調査をしました。盛んに鳴いているアブラゼミ、人を気にせずエサを探すコガタスズメバチ、虫眼鏡を駆使して本気で同定したカスミカメムシの仲間などだいたい20種類確認できました。
「1匹ぐらいカマキリを見つけておきたいな(生き物ビンゴでみんな見つけてるのが羨ましい)」とハラビロカマキリがよく獲物を待ち伏せしているヤブガラシを見てみると・・・
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黒いボディ(褐色の子もいます)にずらっと並ぶオレンジの目玉模様が特徴のセスジスズメの幼虫を発見。“一番好き”とまでは行きませんが、昆虫系YouTuberの方の動画を介して、イモムシに興味を持つキッカケとなった思い入れのある種類です。4日目には2.5倍ほどのボリュームのある個体を見せてくれた子もいました。

ちなみに一番好きなイモムシは葉っぱで宇宙船のような巣を作る『アオバセセリ』ですが、食草となるアワブキ科の木を植えている場所は少なく、23区内では限られた場所でしか見られません・・・。

他にキイロスズメやコスズメ、外来種のアカボシゴマダラの幼虫も見られました。自然園には在来種のゴマダラチョウも生息しており、同定の際にこの2種の違いを調べました。
ちょっとした自慢話ですが、私の通っている大学近辺は山に囲まれた環境で、エノキが多く生えており、上記の2種のゴマダラチョウと一緒に日本の国蝶『オオムラサキ』も学内で見られます。そのためエノキの木で猫耳のようなトゲの生えた幼虫を見つけたら三択クイズになるのです。

4日目はヒキガエルのエサが尽きてきたので、ミミズを探しに情報館裏で枯れ枝をひっくり返して落ち葉を掘っていると黒光りするシルエットを発見。正体を見て思わず「え!?」と声を出してしまいました。
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みんなのアイドル昆虫コクワガタ。目撃例があるからどこかにいるんじゃないかと思っていましたが、まさかサクラの下から出てくるとは。
情報館に持ち帰って子供たちに見せると大盛り上がり。この子を見た感想に「カワイイ!」という声が多く上げられていたのが印象的でした。普通種かつメスの個体といえどクワガタはクワガタ。やはり大人気昆虫なんだなと改めて思いました。

今回のインターンでは、生物調査の他に情報館での展示作りや、カメとカエルの餌やりのレクチャーをしました。この5日間で興味を持たせる方法など上手な教え方のコツを知ることができました。
特に体験できて嬉しかったことはビオトープの整備で、泥まみれになりながら他の植物の生育を妨げる植生を伐採したり、増やしたい水草を植え直したりしました。ビオトープ作りは個人的に今一番アツい活動であり、ベランダにトロ舟ビオトープを作ろうかなと考えているほどで、今回得られた経験を今後ビオトープを作って維持していく際に役立てようと思います。

(橋本)

by jyohokan | 2025-08-23 16:00 | 自然情報 | Comments(0)