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情報解禁! アオダイショウの赤ちゃんが生まれました!!


皆さまこんにちは。
北区立自然ふれあい情報館スタッフの木伏です。

イベントの準備に追われ、ブログの更新が全くできませんでした...。
今回の記事ももう少し早くお届けしたかったのですが、イベントが無事に終了したのでようやく情報解禁です!
タイトルにもある通り、アオダイショウの赤ちゃんが生まれました!



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全部で7匹います。 ひゃ~可愛いぃ!!
......気分を落ち着かせて、この活動の始まりからお話しします...。



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実は今年の5月29日に自然園で大きなアオダイショウの♀が確認され、来館者へ紹介しようと捕獲しました。
地味に体長が1.3mほどもある、かなり立派なアオダイショウです。
そのアオダイショウですが、東京都・環境省両方のレッドリストで【準絶滅危惧種】に指定されています。
減少の要因としては、緑地の減少もそうですがアオダイショウが隠れられるような、隙間の多い古民家などが減ったことも減少の要因の一つではないかと言われています。

そんなアオダイショウですが、当初はそのまま逃がすつもりでした。
しかし偶然、館内で前から世話をしているアオダイショウがオスだったことや、捕獲した時期が繁殖期だったこともあり、保護・個体数増加を目的に卵を産ませられないかチャレンジしてみることにしました!



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2日ほどメスを落ち着かせてから、5月31日に試しで一緒にしてみると意外と相性は悪くなかったようで、すぐに交尾をしました!!
分かりにくいですが、ちゃんと交尾をしています。
そのあともメスにごはんをあげながら世話を続け.........



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7月20日に、ついに卵を産みました!!
お母さんヘビ、お疲れ様!
このままだと卵が乾燥してしまうので、お母さんヘビから卵を預かって別の容器に保管します。



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全部で7個の卵がありました。
卵の孵化に大切なのは『温度』『湿度』『卵の向き』です(他にも細かい要素はあります)。
周りを湿らせたミズゴケで囲んで『湿度』を保ちつつ、『温度』の変化しづらい場所で保管しました。
本当は皆様にも見てもらいたかったのですが『卵の向き』がとても大切で、生まれた後の卵の向き(上下)を変えると卵が死んでしまうので、生まれるまでは人目につかず人が立ち入らない場所でそっと見守ることに......。
お母さんヘビは、ごはんを再度あげたあとに自然園へ逃がしました。



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ちょっと分かりにくいですが、卵を光で照らすと内部の血管が見えます。
これがあると、無事に成長している証でもあるのでほっと一息......。
卵が孵化するのが40日~70日程度と言われているので、9月中旬に誕生するのではと予想していました。

早く見たいな~という気持ちを持ちつつ日々様子を見ていると、ついに......!?




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9月7日、頭がでてきたー!!
7月20日に産卵されたので、日数では49日目で孵化をしました。
この日に卵が割れたのは7個中5個でした。残りの2個は次の日に割れて、9月9日にはすべての赤ちゃんアオダイショウが卵からでてきました。




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小さくて可愛いですねぇ......
眼が白く濁っているのは脱皮をする前兆です。目の濁りがなくなると脱皮をします。
小さい頃は代謝も高いので結構な頻度で脱皮をします。
脱皮をするとごはんを食べ始めるので、脱皮後は2匹を残して他は自然園に逃がす予定です。

7匹が集まっている様子が見られるのはあと数日程度なので、わさわさしている様子が見たい人はぜひ情報館へお越しください!


(木伏)


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by jyohokan | 2022-09-11 16:45 | 自然情報 | Comments(0)